年賀状の季節がやってきました。
私は年賀状には、小さな頃から思い入れがありまして、初めて年賀状を書いた小学生くらいから、年賀状を書くのが楽しみです。
驚く友達や先生の顔を思い浮かべながら書くのが、趣味です。
今までいろいろな年賀状を書きました。
干支の絵はもちろん、ただ描くだけでは、物足りなくて、描いた後、ドライヤーをあてるとモコモコ浮かびあがり立体的になるペンを使ったり、版画にしてみたり。
大学生のときには、先生に
「はがきの限界に挑戦してみてごらん。」
なんて言われたものだから、年賀はがきに直径8センチくらいの大きな丸い穴を開け、「明けまして」のところを「開けまして」にし、「開けましておめでとうございます」なんてオヤジギャグを書いて送ったりしました。
しかし、その年賀状の半分くらいは、届けられず、自分のところに戻ってきてしまいました。
「穴を開ける」ということは、はがきとしての役目を壊したことになるので、その市区町村の郵便局の方によっては、ルール違反とみなされたようです。
穴を開けるために、わざわざ、それ用の器具まで買って、試行錯誤の上、作った年賀状でしたが、郵便局の方の頭を悩ませる結果になってしまいました。
結局、自分のところに帰ってきた年賀状は、封筒に折りたたんで入れ、もう1度郵送するハメになってしまいました。
それを見た友人は、失笑・・・。
ま、でも、いいのです。
心に残る年賀状にはなったかなと。
半分は、そのまま送られたわけですし、送ってくださった郵便局の方には、このギャグが伝わったということです。
しかし、忙しい季節に、郵便局の方の手をとめてしまってすみませんでした。



おばかエピソード
posted by イラストレーター&グラフィックデザイナー サトウカズミ at 19:03
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